よくあるご質問

<Q1>
 どんな練習内容?
<A1>
 ストレッチ、基礎体力、基本技から始めます。型はありません。基本技を覚えたら、すぐにミット打ち、サンドバッグ・トレーニングで反復練習を行い、技の速さ・重さ・精度を高めていきます。同時に、各技術に対応したディフェンス・テクニックも覚えていきます。インストラクターとのスパーリングで、実戦の攻防感覚を養います。

<Q2>
 格闘技の練習はやっぱり痛い?
<A2>
 一般クラスのスパーリングは、基本ライト・コンタクト(軽く当てる)で行い、攻撃されたことはしっかり認識できるようにしますが、練習中のケガやダメージは発生しないように取り組みます。スパーリングの度に痛い思いをする、ということはありません。

 少年クラスでは、成人と異なり身体が成長過程であるため、練習生には攻撃が当たらないようスパーリングを行います。インストラクターは個々の練習生に応じたスピードで攻撃を行い、段階的にディフェンス能力を高めていきます。練習生からの攻撃は、プロテクター装備のインストラクターがしっかりと受けますので、実際に当てる感覚を養うことができます。成長過程の身体では、特に首回りや頚椎等、また胸の打撃における胸骨圧迫や、心臓震盪などに細心の注意を払う必要があります。(「しんぞうしんとう」とは、胸への衝撃が原因で心停止すること。)以上の観点から、当会の少年クラスでは、練習生へ当てるスパーリングは行いません。

 ただし、練習中の身体への負荷は、他のスポーツ同様と考えてください。一般的なスポーツでも、足をくじく、ボディ・コントロールを誤って相手にぶつかる等の場合は、相応の痛み、ケガをする場合もあることはご留意ください。

<Q3>
 セパレート・スパーリングって何?
<A3>
 例えば、ナックル・シューティング(拳技)のみの攻防、フット・シューティング(蹴技)だけの攻防、そして組み合わせでの攻防、という流れで、使用する技術を限定して(個別に分けて)行うスパーリングです。各技術を段階的に向上させること、また各技術のメリット&デメリットを共に理解するために効果的なスパーリング方法です。

<Q4>
 試合や大会はあるの?
<A4>
 当会における公式試合や大会等はございません。自由参加の試合や大会等に、自己責任でご参加されることは禁止しておりません。

<Q5>
 技術向上に応じた認定等はあるの?
<A5>
 習熟度合いに応じて認定をいたします。詳細についての情報公開や、電話・メール等での表面的な回答は行っておりません。

<Q6>
 インストラクターになりたい。
<A6>
 習熟度合いに応じて認定をいたします。詳細についての情報公開や、電話・メール等での表面的な回答は行っておりません。

ご挨拶

 当会では、ストライク・テクニック(打撃技)を中心に活動を行っています。格闘技術をスポーツとして楽しむこと、自己防衛(セルフ・ディフェンス)として活かすことの両輪に主眼を置き、身体能力向上、自己開発、精神修養のためのライフ・ワークとして取り組んでもらえることを目的としています。

 基本技を学び、ミット打ちやサンドバッグ・トレーニングで、当てる感覚を身に付けます。続けてインストラクターとのスパーリングで、実際に動く相手との攻防感覚を養います。技が次第に練成され「速さ・重さ・正確さ」が向上し、「戦略・戦術」も身に付いていきます。技は、知っているだけでは不十分であり、実際に活かせなければ意味がありません。個人ごとに身長や体重も異なりますので、自分自身に合った、最も効率的な身体操作を熟知しておくことが大切です。

 技術体系については、顔面攻撃ありの競技ルールで闘う武道・格闘技(日本拳法、ムエタイ、跆拳道、ボクシングなど)を中心に学んだインストラクターにより、現在の内容に構成されています。また、1998年頃より武術交流会を共同主催していた石井順(いしいじゅん)氏と共に、空手・柔術・中国武術などを修練されている方々との交流を通じて、様々な体験および考察を重ねました。加えて、近年の事件に見られる刃物への対策(ナイフ・ディフェンス)として、短棒術をベースとしたスティック・シューティングと、素手による防刃術(ブレード・コントロール)を研鑽しています。

 前述の石井順(いしいじゅん)氏について触れておきたく、追記させていただきます。1998年頃の武術交流会の他、個別にパーソナル・トレーニングの依頼を受け、週に2回の指導を行っておりました。彼は努力を惜しまず、1999年には、広島で行われた跆拳道の中国四国大会で見事に優勝を果たしました。石井氏には、パーソナル・トレーニングの継続かつ、闘法体系化のためのスパーリング・パートナーとなっていただき、技術研鑽に尽力いただきました。その後、私は福岡へ移住しまして、2005年より正式に「実戦闘法プロテクティヴ・アーツ」として会を開き、現在に至っております。(福岡へ移住する際、武術交流会は解散しましたが、その後、石井氏は鎌倉で「ホワイトファング」というチームを開かれ、新空手交流大会で幾度も成績を残されました。文中ではございますが、2006年に不慮の事故により急逝された、創始の協力者でもあった石井氏のご冥福を心よりお祈りいたします。)

 私達は、先人の方々の恩恵により、戦争のない平和な日本に生かされています。当会でいう「実戦」の意味は、もちろん戦争など対象としておりません。ただし、平和な日本とは言いつつも、一部では学校における「いじめる・いじめられる」という悲しい出来事や、対人関係トラブルによる暴力事件、無差別に自分より力の弱そうな人を狙った傷害事件など、日々のニュースで次々に目にする時代です。無くすことはできませんが、少なくとも目の前で起こることがあるならば助けたい、そのように思います。今まで学んだこと、研鑽したことを、同じ気持ちを持つ人へ伝え、助ける心と技術を持った人が少しでも増えて欲しい、そのように思います。


実戦闘法 プロテクティヴ・アーツ
代表インストラクター 小野

公益財団法人日本スポーツ協会
公認スポーツリーダー
認定番号211N001002415

公益財団法人福岡市スポーツ協会
福岡市スポーツリーダーバンク登録指導者
認定番号21-00093

<加盟団体>
全日本総合空手道連盟
日本伝統道振興会

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Protective・Arts(以下「当会」)は、下記のとおり個人情報保護方針を定め、個人情報保護の仕組みを構築し、個人情報保護の重要性の認識と取組みを徹底することにより、個人情報の保護を推進いたします。

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実戦闘法 プロテクティヴ・アーツ